公 立 中 高 一 貫 校 受 験 対 策 プ ロ 個 別 指 導   東 京 進 学 セ ミ ナ ー

適性検査対策


公立中高一貫校合格に欠かせない第一の対策は、適性検査問題に慣れることです。

適性検査とは、従来の算数、国語、理科、社会とは異なる、科目横断型の検査です。

文系問題、理系問題に分かれての出題になっていますが、どちらも出題範囲が広く、その出題範囲に対応すべく基礎学力、基礎知識をつけるために多岐にわたるテキストをこなさなければならないと考える塾が多くあります。

しかし、このようにテキストの冊数を増やすことにより、適性検査の問題特性に不慣れなまま試験に臨むという受験生も少なくありません。

また、適性検査の制限時間は45分と私立型入試の50分よりも短く、時間内に長文の内容を読み取り、要点を的確に理解しなければなりません。

解答欄に関しても、私立型入試の定番である選択肢問題は皆無であり、記述に関しても字数制限があるわけではなく、決められた空欄の中に適度な大きさの文字で長い記述を書かなければならないのです。

私立型入試が学校で普段行われるカラーテストをバージョンアップしたものと考えると、適性検査は全く形式の異なる異種格闘技戦と言っても過言ではないでしょう。

この戦いに挑むには、まず相手をよく知ることが必須条件になります。

それは算数、国語、理科、社会という学校で学習する内容の概念ではなく、科目横断という認識を持つことです。

理系問題にも国語の長文に匹敵する読解力が必要になりますし、文系問題にもグラフの読取りに付随する計算力、情報処理能力が必要になります。

つまり、学校で習う範囲をどのように応用し、問題に挑むのかが鍵となります。

この応用は一朝一夕で身につくものではありません。また、正直なところ、向き不向きもあります。

これまで多くの中高一貫校受検生の指導をしてきたころ、不向きな生徒というのは、適性検査問題に慣れるまでに多くの時間を要するということです。

ですので、本気で受検に勝ちたいと思うのであれば、最低でも夏休みの期間中には、志望校の過去問に触れて欲しいと思います。

従来の私立型受験の定説では、過去問に触れるのは11月以降、冬休み直前とされていますが、それでは遅すぎます。

45分という制限時間の中で全問解き切るというのは、どんなに基礎学力が満たされてる受検生であっても不可能です。

夏休み以降、じっくり過去問と向き合い、日々解く時間を縮めていくことが最も有効的な受検対策です。

特に都内公立中高一貫校の適性検査問題は難化傾向にあり、それ相応の学力を持った大人が向き合っても不慣れであれば、制限時間内にすべての問題を解き切ることは不可能でしょう。

さぁ、しっかり対策を行い、
第一志望受検合格を勝ち取ろう!


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