こんにちは。桜修館セミナーです。
今日は桜修館を受検するにあたって、算数をどの程度まで仕上げたら良いのかまとめていきます。
まずは配点から。
適性I (作文)200点
適性II 500点
報告書 300点
この中で、算数が関わるのは、
適性II 大問1 200点
と、
報告書 37.5点
ですね。
1000点満点中、237.5点分が算数にあたります。
まず、報告書37.5点分の対策としては、学校のテスト対策に尽きます。
中学受験は、学校のテストがおおむね満点の人が行うものですから、
公立小学校のレベルのテストは全て解けるようにしておいてください。
速さ、比、場合の数
このあたりは必ず押さえましょう。
次に、適性IIの大問1の200点分の対策ですね。
桜修館中等の過去問をみると、10年以上前は3量のつるかめ算や、
連立方程式、不定方程式、図形の移動といった、
私立中学受験レベルの問題の出題が目立ちました。
また、平成27年には場合の数の難問が、
平成28年にはニュートン算が出題され、
ますます難化が加速していると感じられた時期もありました。
ところが、平成29年以降、難化にブレーキがかかり、
円の台形の面積の公式など、教科書レベルの問題が主となりました。
したがって、来年度以降もこの傾向は続くことが予想されます。
これは、桜修館中等の求める生徒像が ” その場での思考・判断が得意な生徒 “であることとも関連するでしょう。
桜修館中等は16年目に突入し、ようやく理想の生徒像にマッチする形で、
受験問題を安定して出題できるようになったといえそうです。
したがって、予習シリーズ6年上のような高度な算数的知識よりも、
まずは学校レベルの公式・知識に抜けがないようにし、
その上で、思考力・判断力を高める対策を行うことが必須です。
正しい知識があっても、制限時間内に回答できなければ得点にはなりません。
桜修館セミナーでは、思考力・判断力を高める工夫を、さまざまな形で日々の授業に取り入れています。
さぁ、しっかり対策を行い、
桜修館中等受検合格を勝ち取ろう!
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