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資料の読み取り対策に悩む桜修館受験生へ

受験生のみなさんこんにちは。

東京進学セミナーです。

今日は桜修館受験で必須といえる、資料の読み取り対策をどこまで行えばよいのかについて考えていきます。

資料の読み取りは、ここ数年は適性試験IIの大問2、大問3で出題されており、

大問2が社会分野、大問3が理科分野となっております。

資料の読み取りは公立中高一貫の特徴のひとつともいえ、
事前の知識だけで解くことができず、
かわりに入試当日の思考力・判断力をはかる問題といえます。

2018年には、私立トップの開成中学が出題したことでも話題になりました。

※ 開成ショックの詳細はこちら

もちろん、桜修館に合格するためには、過去問や類題をたくさん解き、普段から思考力・判断力を養うことが大事です。

しかし、ここでひとつだけ注意点があります。

それは、”資料の読み取りには、事前の知識は一切必要ない”と誤解しないでいただきたいことです。

たしかに事前の知識だけでは、読み取ったことをまとめることはできません。

しかし、出題された課題にたいして事前の知識が一切ない状態では、

制限時間内に正しく読み取ることができなくなってしまうのです。

例えば、東海道新幹線が何地方を通っているかを知らない状態で東海道新幹線の資料を見ると、

新幹線がどこを通っているのか、を地図でしっかり確認するところから読み取りがはじまってしまいます。

問題自体が、東海道新幹線がどこを通るのかという問題ならそれでよいですが、多くの場合はそれを前提として、

より深い部分での思考・判断が求められるはずです。

そのような基本的事項に時間を費やすべきではありません。

つまり、事前知識が全くないと、45分以内に読み取ってまとめることができなくなってしまいます。

そうした意味で、桜修館受験に知識が必要ないというのは誤りで、

必要最低限の常識的なことに関する知識は持っておく必要があるでしょう。

具体的には、小学校の理科・社会で習うレベルの知識は、絶対に知っておいたほうが良いです。

桜修館受験生は、今から毎日の授業が受験勉強に繋がると心に決めて、

塾の授業だけではなく、学校の授業も大切にしてください。

さぁ、しっかり対策を行い、
桜修館中等受験合格を勝ち取ろう!


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