桜修館受験生のみなさん、こんにちは。
東京進学セミナー 講師の新井です。
本日 (令和元年5月25日) 桜修館で適性問題等解説会が行われました。
適性問題等解説会は、桜修館の校長先生が適性検査の傾向を説明する重要な会です。
しかし、大田区や目黒区を中心に、運動会や学校公開があり、
参加したくても参加できなかった受験生も多かったようです。
うちの塾でも参加できなかった受験生がいましたので、代わりに私が参加しました。
以下、情報共有したいと思います。
作文について
「 体験 」 と 「 論理性 」 について説明がありました。
序論 ・ 本論 ・ 結論と三段落構成で書くとき、本論に 「 体験 」 を入れてほしいのかどうか。
これについては、問題文に沿った内容の体験であれば入れてもらって構わないが、
問題文の内容に全く関係のない体験であれば書いても得点があげられない、ということでした。
関連して、 「 論理性 」 を大切にしてほしいという、校長先生からのお願いがありました。
一文一文の正しさだけではなく、文章全体の正しさも大切にしてほしい、とのことです。
つまり、事前に準備した 「 体験 」 につじつまが合うように序論と結論を書く、という方法では、文章全体の 「 論理性 」 がおかしくなってしまうので、
避けてほしいということでした。
適性について
適性については、表を使って解くとわかりやすい問題が多いので、表で条件整理をするように、とのことでした。
当塾でも、公立中高一貫校の理系Fテキストの条件整理は、表 ・ 線分図 ・ ベン図のどれかで解くことを伝えていますが、
桜修館の条件整理は表で解くと良いということでしょう。
また、仮説検証の考えを持ってほしいとのことでした。
仮説検証とは、実験をする前に予想を立て、実験結果が予想通りにいくかどうか考察することです。
大問3の理科の実験がこれにあたります。
校長先生からのアドバイス
最後に、校長先生から、どんな受験生が結果として受かっているのか、アドバイスがありました。
① 色んな体験をしてきた子
② 社会的関心の高い子
③ 科学的関心の高い子
以上の特徴を持つ子が必ずしも合格するわけではないですが、
合格者の特徴として知っておいて損はないでしょう。
桜修館中等教育学校についての関連記事
>> 桜修館中等教育学校の学校情報
>> 桜修館中等「ようこそ小学生」のお知らせ
>> 桜修館の長文化傾向と速読の重要性
>> 資料の読み取り対策に悩む桜修館受験生へ
>> やりすぎてはイケナイ!桜修館受験の算数対策
受験相談・無料体験授業 今すぐお電話ください。